放射能の米への影響 1

数日前、福島県産新米が放射能見検出で、全数出荷OKということになったと発表されました。
他の例から推測すると、国民の多くが「怪しいもんだ。」と疑っているようです。

実際の所、放射能の米への影響ですが、実の中に取り込まれた放射能は、比較的少なくなります。
それは、葉や茎や根に とりこまれた放射能は多くなりますが、実の中に集められる放射能はフィルターを通るようにして、比較的少なくなるのです。

糖質や、胚芽に必要な栄養分が選択されて、根、茎、葉などのフィルターを通って、そこに集められるので、比較的少なくなります。
しかし比較的少ないというのは、0ではありません。
汚染されているという事実は、間違いではありません。
また、測定値が不安定だということも言えるでしょう。

測定する機械の信憑性が、それぞれに異なっているということも、ある程度いえます。
また測定方法の徹底がなされていない等の問題も存在します。

乾燥した状態では、それほどの量は、測定されなくても、ご飯として炊いて、毎日の生活で取り込まれるとしたら、その量はたいした量になります。

微量の既定値以下であったとしても、恒常的に取り込まれるので、量は多くなります。

しかし魚などの汚染に比べると、米というのは、まだ安心して食べられる食品であることは、確かです。

現在のところ、汚染の拡大で一番心配で、あなたがたが口にしてはいけないものは、魚類です。
また、海草についても同じです。
汚染度が高いと言わざるを得ません。
どこの産地ならばよいということは、ありません。
じわじわと浸透して、汚染は拡大しています。
海洋の産物は、今後口にするべきではありません。

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