中丹田、中黄庭、命門の役割 3
それから毎日、病院に寄り、貫頂・帯功をしましたが、
3日目、
叔父の娘二人(私のいとこ)と共に病室で見守っていました。
姉の方が、「ちょっと売店で買い物をしてきます。」と、部屋を出て暫くしたとき
叔父の体内の気の動きを感じて、中丹田(臍の部位)に手を当てると、
ボコ、ボコと動いているではありませんか。
「すぐ看護婦を呼べ。」と妹に告げ、あわてて姉を捜しに病院内を走りました。
病院内を1分くらい売店に向かって走っていると、
感じ続けていた叔父の中丹田の元気がストーンという感じで下へ落ち、
会陰から抜けていったのです。
「間に合わなかったか。」といとこを探すのをあきらめ、部屋に戻ると、
やはり叔父は帰らぬ人となっていました。
中国で遠隔にて元気を送り始めてから、8日間叔父は延命できた事になります。
今では、少しはご恩を返すことができたのかなと、懐かしく叔父を思い返しています。