日之本元極 場創りセット―1
今から6,7年前にもなるでしょうか、ある病院の顧問を二年間ほどしていた事があります。
開院したてで、内装も木を豊富に使ったいかにも費用のかかった立派な建物でした。
最初に行ってみると、ここそこの病院のように、病院特有のにおいがしました。
そして、どこの病院でも同じような場の悪さを感じたのです。
院長先生と相談させていただき、病院の敷地全体を覆うように、「場創りセット」を設置させていただくようになりました。
敷地の四隅に「場創りセット」を埋め、結界をはってその中に入ってビックリしました。
結界内が、場が良くなると共に、今まであったあの病院特有の臭いがなくなっているではありませんか。
そして、その時初めて判ったのです。
病院の臭いは、薬や消毒液などの臭いだとばかり思いこんでいましたが、
実は病人が運んでくる邪気の臭いだったのです。
それから、その病院は二年の間、あの特有な臭いのない清々しい、病院らしくないといえば病院らしくない
高原のプチホテルのようなクリニックだったのです。