武昌魚(ぶしょうぎょ)―2
武昌魚の名産地・武漢は、三国志でも有名な漢陽、漢口、武昌の三つの町が一緒になって、市になったのである。
この三つの地域は、長江を挟んで数え切れない位多くの湖、池など湿地が入り組んだ町だ。
この地形が、冬寒く、夏は地獄の如く暑い気候をつくりだしている。
武昌魚の小骨の多い身を、かき分けかき分け食べていくと、
その奥には太くて鋭い大骨が現れてくる。
僕は、中まで味がしみこんで、もうちょっと濃いめの味がいいなあ!
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