修錬と食事―7
人を含めた動物には、食べれば、食べるほど消化や吸収を悪くするという性格を身体が持ちますから、消化吸収を助けるためにも小食にすることです。
最近、私は生で食べるとき、植物が、ガードしている波動を感じます。火を加えると、そのガードしている情報が除かれるので、温野菜になるとおいしく食べることができるのではないかと考えています。
「階み」の元音の授受が出来る段階になって長じてくると、だんだん植物の情報を感じてくるように変化してきたと思います。
熱を加えると、良い性質に変化して、食べることに適した食品になることもあるし、ならないこともあるでしょう。植物に応じて、性質はまちまちなので、おしなべて話してきましたが、もちろん例外もあると思います。
長(た)けた修練者には、エネルギーのない食物は、味気なく感じる物です。
エネルギーのない料理には、空虚感が漂っています。
(つづく)