福井・古麻志比古神社の神―2
私は、崇神天皇と縁が繋がっています。
崇神天皇の第二子です。天皇の継承権を持ちません。崇神天皇の二番目に生まれた子供です。神の子供として、重要な役割を与えられて、その地位を果たすべく働いています。
(崇神天皇は、神として生まれ、人として生きられました)
私の仕事、霊媒師を統括する仕事は、あまりにも奇妙で、昔から神の仕事として人の世のの中に、認められていません。ですから、民、百姓が困っている事柄を手助けして、助け上げるというような地域の仕事も受け持っていました。
地域で祭られること、祭る農民を守ること、このことも、祭られる神としては、重要な働きでした。
この神社には、私が存在していますが、土着の神々も大勢存在しています。
土着の神の仕事として、虫退治も大事な仕事です。その神を祭ってくれた神事ですから、それは、それで大事にしています。
(帰りてより調べてみると、この神社では故事言い伝えもそうであるが、神事として残っているものに、田んぼの虫退治のような祭の行事がある。)
神と繋がる仕事をしているのに、そうしたことに、少し不思議な感じがするかもしれません。
神の座としては、私はこの中で圧倒的に高い位置にいますが、祭ってくれる農民の施しを受けて、神社が祭られているので、その気持ちを大事にしてきました。
今まであなた方は、陰陽師達を指導する神とは、連絡を取ってきましたが、今後は霊媒師や巫女、いたこ達にも繋がり、仕事を拡げていって下さい。その者達に、私から縁を繋いでいきましょう。
この神とのご縁は、ここだけに留まらず、次に呼ばれた青森・恐山へと続くのである。