日之本元極の源流(8)
老子の神は続けます。
私が、日之本元極の存在の土台のところを積み上げたということをとても喜びにしています。
そして、あなたがたが、より発展させて、近代的な現代の状況に合うように、進化させてきたこと、作り替えてくれたことは、嬉しく思っています。そして、神の要求に沿って、終末の世を綱渡りのような生活を強いられていることは、現代という時代が総てにおいてスピードアップされ、流されていっている事を考えれば、やむを得ないことかも知れません。
私の時代には、もっと、ゆったりと時が流れてきました。けれども、あなたがたの時の流れは、とても細切れで速く、次から次に課題が与えられていて、めまぐるしい限りです。
孔子や孟子は、私が、神の言葉や魂の導きを受けた言葉を伝えて、論を説いてきました。彼らは、それを具体的に書物としてまとめ上げるという功績を残しました。
論を説くのは、私です。それを文章にして整えていくのが、彼らです。
論を諭したことをまとめて、書物として、規律正しく整理してくれたのが彼らです。もちろん彼らは、彼らとして「説」を持ってはいましたが、わたしの説も取り入れて、記録を残してくれたわけです。
あなたがたは、わたしのように、長い時間を生きる時間を与えられてはいませんが、もっと、凝縮した短い期間にいろんな事をしなければ行けない運命です。
いずれにしても、きわめて重要な役割を与えられていることを言及しておきます。
日之本元極功法の敷衍(ふえん)は、人類の発展に繋がっていきます。
あなた方の活躍と、人々の元極功法への目覚め、修錬の継続を願っています。