海水から造った塩について(3)

 これら塩の製造由来の中で、何がよいかと問われれば、「海水から造った塩」といえるでしょう。海水から創った塩が優れているわけは、海で生き物が連鎖し、連鎖した生き物が、また新しい生き物を産み出すという、「生物が連鎖して生き物を産み出す力」がその塩の中にも機能してあるからです。その海の中からとった塩は、「生き物」が食べる塩として優れているのです。眼に見えないものの「生命」が溢れているのです。

 かたや岩塩や塩湖の塩は、化石のようになる過程の塩であったり、化石のような息絶えてしまった塩の塊なわけです。もちろん食べても問題はありませんし、物質として有効なミネラルも含まれていますので、物質的肉体にとって有効なこともあります。

 しかし、どちらかというと海で育まれた生命力にあふれる「塩」に明らかな軍配が上がります。海水からとった塩は、人の身体に一番適した滋養と無形のエネルギーをもたらすのです。
海水は塩分といえばそれまでですし、海水も岩塩も同じ成分だといえば物質的にはその通りです。しかし海水には、目には見えませんが、命を産み出す大いなる生命力のエネルギーが含まれているということを見逃さないようにして下さい。

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Posted by masuda