稲荷神社の「お狐様」は、神か?(1)
稲荷神社の狐は、今まで話してきた「きつね」とは違って眷属のことをいっています。
なんで、宇迦の御魂の神の眷属が狐なのでしょうか?
実は、稲荷神社の眷属は、本来お狐様ではありません。狐として祭り上げられていますけれども、人と共に歩んできた「犬」つまり「けんぞく」です。
人の側にいて、人と共に生活をしている飼い犬や飼い猫がいます。そこに、神の操作、意識が入って、そのものたちが、人と共に生きて、人と交流し、人に知らせる役割をしています。その動物たちに、神の意識を反映させるべく、操作をしているのが眷属というわけです。
(つづく)