身体の見立てと施術

「みのたろう」さんが、施術について書いておられる。 

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患者さんが目先の場所の綺麗さ、丁寧さなどに目がくらみ、治るか治らないかで判断するのでなく、治療院を決めたがる傾向について一言あるようだ。

高いけど丁寧だから、行こうと思うのが常らしい。

我々の本業は、自分で健康を維持することの方法を教えることであって、治すことではないのであるが、現代医療で治らないからと言って見える方が跡を絶たない。
治療師のみのたろうさんは、治すのがご専門だからなおさら感じるのであろう。

「丁寧な施術をすれば・・日々の疲労やストレスは解消するだろう。
それで・・多くの人は満足するだろう。
しかし、少しでも深くなった症状は丁寧なだけでは解消できない。
そこが判っている人は少ない。」と、言っておられる。

効果的な手法であれば、時間的にも短く、丁寧とは言えないような間に終わってしまうだろう。丁寧に、どんな症状でも同じ時間をかけて施術するのは、やっている方として本当に治そうとしているのかどうか疑問が残る。

みのさんは、
「治療師でさえも・・皆は判っていないかもしれない。」と、おっしゃっているが、
私は殆ど分かっていないんではないかとさえ、思う。

元極功法では、一指も触れず、一瞬で治ることもある訳だから、丁寧という判断基準で見られてしまうと、不親切と言われてもしょうがない。

例えば、「貫頂・開天目」のとき、現在一人当たり20~30秒位、被術者に触れるが、効果だけ考えれば、3,4秒で事足りる。
効果も落とさず、触らずすることも出来る。

しかし、それでは、被術者に不満が残るであろうから、サービスのつもりで長く触っているのである。

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