元極功法習い始めの頃―遠隔送気(9)
元極功法では、修錬を続けて功力が上がるに連れ、頭頂部皇極宮より無形の金線が出でると言われています。言われているだけではなく、特異効能者(一般に言う超能力者)にはそれを見ることが出来ます。
元気(一般に云う気)を自由に扱うことが出来るようになれば、金線が虚空界(現代科学的に申せば、ほぼ大気圏)を覆い、元光を扱う段階では、太空界に届きます。そうなることで効能がその領界に及ぶのです。元音レベルでは、真空界をも手中にします。
張志祥先生は、公開当初「貫頂・開天目」をした後、「封頂」と云うことをしていました。
ある大きな講座の時に、日本から行った2,30名の会員が貫頂を受け、帯功を最後まで受けていると、帰りの飛行機に間に合わないので、仮収功をして、途中で帰ることになりました。
張先生から、「XX時より、封頂をしますから、皆さんその時間には、両手で百会(頭頂部)を覆い、五分程、目をつむっていて下さい。」とご指示がありました。
その時刻になって、一行数十人が一斉に目をつむり、頭頂部に手を重ねて置いたのは、なんと飛行機が飛び出してからのことでした。
搭乗員さん達は、まさに異様な光景を見て、驚いたことだと思います。
このことも、遠隔で多くの人達に三元エネルギーを届けたという一つの例です。