元極功法習い始めの頃―鎌倉・長谷観音(4)

ペタしてね

東京都の埼玉県寄りの外れから、神奈川県の太平洋側まで、直線距離でも50キロメートル位はあったでしょうか、電話で話ながら「長谷観音様の気が、相手の左労宮(ろうきゅう=手の平のほぼ中央)に届け。」と、半分と言うより、ほとんど駄目元で、初めて遠隔送気をしてみたのです。

しばらくすると、相手の方が
「あら~、左手がしびれてきた。どうしたんだろう。」
「きゃ~っ、左の手の平に金粉が出てきた!!」と叫んだのです。

この時、初めて自分にも遠隔で、気を送ることが出来るかもしれない、と思い始めたのです。
元極功法を始めて、約半年、まだまだ何も分からないときでした。
(つづく)