もとつきわみ図とゼロ地場 【気功講義 Vol.115】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
今回は「もとつきわみ図とゼロ地場」について、10回シリーズの9回目です。
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3.伊那谷・長谷村の分杭峠とゼロ磁場 2/3
元極の普及基地であった中国蓮花山にはゼロ磁場があり、且ついくつかの龍穴が存在しています。ゼロ磁場と龍穴というのは、全く別の問題です。ゼロ磁場が蓮花山にあるからといって、龍穴とゼロ磁場と混同して説明してはいけません。ゼロ磁場は、特徴的に蓮花山の山々にもたらされた自然の原理です。
しかし、それは、どこにでも存在するモノではありません。ましてや分杭峠は、ゼロ磁場ではありません、指摘したのは、龍穴があるということであり、それは、それほど大きな龍穴ではありません。その一帯を潤すような龍穴ではなく、たまたま、そこに見いだすことが出来たということであり、日本一場が良いということでもありませんでした。
著名な者が一言言ったことを、あてはめて歪曲して解釈してしまう。しかもその者が、否定できない立場にあるのを良いことに議論は、暴走し功利的に利益が上がるように、作話されたものにすぎません。
前述の様に、断層があるところの磁場がゼロになるという後付け的な解釈も全く無効なものです。
龍穴とは、風水でも明らかにしている様に、地面の下を流れる気の流れ=龍脈が地上に吹き出している部分のことを言います。
分杭峠の龍穴は、本当に偶然、人工的に出来上がったものです。1420メートル位の高さの分杭峠を背にして、粟沢川、三峰川沿いに右に地蔵岳、左に戸倉山の裾に挟まれて真ん中に低い谷が出来ています。この谷の先に人工的に美和ダムが造られていたのです。この山を背に、両翼を高く挟まれ、先に水を望むこの形が龍穴を生む、典型的なそして風水的に絶好の地形なのです。人が何もしなければ生まれることもなかったこの地に、ダムを造ることによって偶然に龍穴が出来た訳です。そうかといって同じ地形を造ったら、必ず龍穴が出来る訳でもありませんが・・・・。
つづく・・・