祭酒(さいしゅ)

日本に残っている直会(なおらい)によく似た慣習が、中国にも古代から有りました。

祭酒と言います。宴会の時必ず最上席の者が、まず最初に酒を供えて神を祀ることをします。つまり、その酒宴で飲まれる酒は、直会同様、神のお下がりであるということです。

この習慣は、孔子、老子の頃には既にあったといいますから、今より2600年以上前から伝わっていることになります。
道教でも、儒教でも神にお酒を捧げ、共に酒宴を開く事は喜ばしい事とされてきました。

お酒の好きな神々、さて・・・・どんなお酒がお好みなんでしょうか?
それは、また次回にでも・・・


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photo by sigma DP1

伝統

Posted by masuda