功法と修練段階 5/6 【気功講義 Vol.68】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「功法と修練段階」について、6回シリーズの5回目です。
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一つ目、「功法の力と、神仏の存在を信じていること」
二つ目、「その段階に見合った徳があること」
一つ目の「功法の力と、神仏の存在を信じていること」によって、三元エネルギーの体内に入る為の入り口が開かれ、エネルギーは入ることが出来ます。信じていなければ体表で感じることは出来るでしょうが、体内に入ることなく過ぎ去っていきます。貫頂するときなどよく分かります。信じていない人にするときは、体内に入っていかないので、「もったいないなあ」と思いながらすることになります。
二つ目の要件、「その段階に見合った徳があること」
「徳」は、三元エネルギーを竅穴に接着させて貯蔵するような働きを持ちます。
よって、徳の量以上のエネルギーを体内に入れたとしても、竅穴に留めることは出来ません。
体内に入ったエネルギーは、「徳」によって竅穴に留められなければ、本人には判りませんが、またすぐ体外に排泄されてしまいます。入る感覚、出る感覚が同時に起こる為、本人はものすごいエネルギーが入ってきたと錯覚することが多いものです。
外から見ると、エネルギーが留まっていないのはわかるのに、本人は膨大なエネルギーを取り込んでいるように錯覚しているというのが、「徳」のない者の悲劇と言えます。
続く・・・
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