ほとけ、ほっとけ、ほとけの役割 【気功講義 Vol.53】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「ほとけ、ほっとけ、ほとけの役割」についてのご紹介です。
***** ***** ******
ほとけ、ほっとけ、ほとけの身の上、ほとけの上にあるのは、むしろです。
むしろに座って、修行を終えたモノが、ほとけの身の上になり、先に進めます。
ほとけである者達が、全て先に進めるのでは、ありません。
ほとけの身の上とは、ほとけのうえにむしろがあり、むしろで修行ができたものが、身の上となり、進み上がって行ける、という仕組みです。
人から受けた功罪を、すべて無(む)にして、白(しろ)紙に出来るかどうか。それが、ほとけの修行です。むしろの上で、無に出来たモノだけが、先に進めるのです。
ほとけは、人の功罪を受けて、ほとけになった者達です。
人から受けた功罪を無にせず、根を持ってはいけません。「ね」を持つと、「ね」は蔓延(はびこ)って、「は」が腐ってしまいます。「は」とは、人生という修行をして、先に進もうとしている我々のこの世界のことを言います。
この世界で、我々は自分の過去世も含めて、自らの「功罪」の借金返済をしています。どうしたら借金を返すことができるか?
1.人のために働く。
2.自らが自然に病気、生活苦などの運命によって苦しむ。
3.人からの攻撃に対し反撃をせず、「無」にし、「白紙」にすることによって、攻撃する人に「借金」を肩代わりしてもらう。
人から攻められたりしたら、「ありがたい」と思い、感謝することです。そして人のために自分をどう活かすかを考えて生活し、修練することです。目では見ることが出来ないにもかかわらず、信じて下さる方々に、必ず元極の力は効果を発揮することができます。
日之本元極 亀仙人
写真をクリックすると大きくしてご覧になれます。
PHOTO by Panasonic DMC-LX3