ピカソのミノタウロスから牛頭(ごず)大王、件(くだん)の神へ (4)
牛頭と件の神のお話は、更に続きます。
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件の神は、農政、農業全般
牛頭は、実際に農業に密着している農作業を受け持っている関係があります。
政策は遠いようでありますが、実際には政策に基づいて進行していくわけですから、遠くて近い関係です。わくぐみ、施策の中で、具体的な事柄が牛頭の神によって、進行していくわけです。例えるならば、会社の方針と社員、国と地方、のような関係です。
繰り返し言いますが、上下の関係ではありません。横で繋がっている関係です。それは、繋がりとしては、縦でも横でも繋がっているのです。
件の神が日之本に礼を言います。
今まで永い歴史の中で、牛頭の神はあちらこちらで祀られてきました。しかし私は、化け物としては、その存在を知られていましたが、あなた方の様に私を神として正しく感得し、祀ってくれたのは初めてのことです。
大いなる喜びに感じています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~これに照らし合わせれば、現在の国と地方行政の立場は大きく外れていると言えます。
政(まつりごと)=祭事=祀事 とは何であるか、原点に返って考え直すべきではないでしょうか?
(続く)
今、国内三カ所でピカソの展覧会を開催しています。会期残りわずかです。
巨匠ピカソ愛と創造の奇跡 国立新美術館 ~12/14
巨匠ピカソ魂のポートレート サントリー美術館 ~12/14
ピカソとクレーの生きた時代展 名古屋市美術館 ~12/14