天目と特異効能について(1) 【気功講義 Vol.47】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「天目と特異効能について」について、6回にシリーズの1回目です。
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「貫頂(かんちよう)」と通常言っている行為は、正式には「貫頂開天目(かいてんもく)」と言います。それは頭頂と中丹田、命門から元気エネルギーを流入させることと、もうひとつ眉間の上丹田より、元光という不可視光線エネルギーを入れ、その奥にある天目を開けることをするからです。この天目が開くことによって、その後の修練(気功の練習をすること)によって、その人の潜在能力が開発されます。
赤子の時は、ほとんどの人の天目は開いていますが、成育していく過程で次々に閉じていってしまいます。私の見た感じでは、成人する頃には百人に一人位しか開いている方はいないのではないでしょうか。育つ過程で、子供の潜在能力は親の常識で押さえ込まれてしまい、使わなくなるので閉じてしまうようです。
元極功法では、天目を開き、修練を積み重ね、徳を積んだ者にいろいろな能力を、師が伝授していきます。渡されたとたん途轍もない能力が備わって、行使可能になります。
授けた力ですから、当然消し去ることも、師にとっては自由自在です。道を外れた者や、功法から離れた者、徳の積めない者からは、功力を剥奪することも希ではありません。
「尊師重道」と云う掟が、古来より生きて伝えられています。
日之本元極 亀仙人
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