加茂神社 高山市国府町  【ひだの神社 #005-02】


ひだの神社 #005

ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)

加茂神社
(高山市国府町上広瀬)

白幣社
祭神 主神 別雷(わきいかずちの)神
    相殿 大山咋(おおやまくい)神
        経津主(ふつぬし)神 斎主(いわいぬし)神 姫(ひめ)神
        武甕槌(たけみかずち)神

由緒 創立年代は不詳である。『国府村史』に「従前当村産土神と崇敬罷在候」とある。『元禄除地帳』に、加茂明神宮一反六畝歩とある。
 弘化四年(西暦1847)二月二十九日、国学者田中大秀が斎主となり、神名を三枚の札に銘記している。
 境内には、小丸山古墳があり、付近一帯からは石器・縄文土器等が出土している。

 境内にあるイチョウは、昭和三十三年十二月十四日、県指定天然記念物となった。樹高三五メートル、
直径六・二メートル、樹齢千年といわれている。また、境内にあるカヤノキは、昭和四十六年十一月二十七日町指定の天然記念物となった。樹高三〇メートル、直径二・六メートル、樹齢は八百年といわれ、共に加茂神社の歴史の古さを物語っている。

例祭 9月15日
氏子 54戸
境内 780坪

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