「新陳代謝」と「モノの道理のムジョウ」について 【気功講義 Vol.37】
我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。
「新陳代謝」と「モノの道理のムジョウ」について、4回にシリーズの3回目です。
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通常、人は(解かり易く言えば、顕在意識は)そのことを考えもせず、自分の身体は、自分のモノであるという傲慢な考えが、まかり通っています。そうした 気持ちによって起こしてしまう「自殺」を肯定しては、絶対にいけません。そして、その命を容易く絶ってしまうような、「殺人」「殺し合い」「戦争」という ことも容認してはいけないことです。
つまりは、そういう意味からも人と人とが殺し合わない世の中というモノが、人の理想になるわけです。
モノとモノとが関わり合いながら、同時にその関わりは無であるのです。相互に密接に連絡し合い、密接に関わり合い協調しあうことを常に起こしながら、そ れぞれは、独立したモノで、すべては、無常なるモノの集まりであるということです。すべての生き物の関連性や協調は存在しているけれども、同時に相互の生 き方に至るまで、すべて無であり、無情なのです。
これらのことは、長年の我々の内を見つめる修錬によって、「我々は悟った」ということ、そして「伝え続けられている」ということを知らせておきます。
続く・・・
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